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イヌにとってドッグフードとは生きていくためには欠かせない食べ物ですよね。
飼い主によって間違ったごはんの与え方をしたり、知識もなく与えていたら愛犬の身に大変なことが起こる場合が出てくるかと思います。
そこで今回は「ドッグフードの正しい与え方と注意点」について解説していきますので参考にしてみてください。
イヌにごはんの正しい与え方を良く知らなかった方には理解してもらえれば幸いです。また、知ってるよという方は改めての確認程度で読んでもらえればなと思います。
ドッグフードの正しい与え方
ドッグフードの正しい与え方について解説していきます。
ときに肥満時や食いつきが悪いときなど、ドッグフードのあげ方に問題があるケースも珍しくありません。与え方のコツを押さえて愛犬との生活に活かしていきましょう。
ドッグフードはイヌの年齢によって適切なごはんの回数や量が異なってきます。
イヌも人間と同じで成長段階ごとに食事能力や身体機能が違うので、必要な栄養やエネルギーをきちんと摂れるように、食事は数回に分けて与えることが大切です。
子犬は体内が未発達なので1日の食事回数は4~5回ほど。一度にたくさん食べられる成犬は1日に1~2回ほどとなっています。
老犬は消化や食べる量の低下に合わせて1日に3~4回ほどが目安となっています。愛犬の様子に合わせて調整してあげましょう!
愛犬に対してしつけが成功したときなど、コミュニケーションの一貫として愛犬におやつをあげる人も多いかと思います。
ただ、おやつのあげすぎは肥満につながってしまいます。
愛犬におやつを与えるのであれば、その分ドッグフードの量を減らして、摂取カロリーや栄養のバランスが崩れないように気をつけましょう。ドッグフードとおやつの割合は「9:1」までが理想だと言われています。
愛犬に食事を与える際は、器をひっくり返したり、ひどく器からこぼしたりなどと心配のない器を用意してあげましょう。
イヌもどんどん成長して体も大きくなりますので器のサイズが合っていないと、うまくドッグフードを食べられない場合があります。幼犬の時には小さめのサイズの器を用意し、成長するとともに大きめの器に変えていくとより愛犬も食べやすくなると思います。また、器を置く高さも重要なポイントです。
器の高さが合わないことで起こり得ること一覧
①前のめりの姿勢で食べるため喉に詰まらせてしまう。
②頭が低い位置にあるため吐き戻しやすくなる。
③前のめりの姿勢になることで胃腸に負担がかかる。
④前足を踏ん張る姿勢や姿勢を頻繁に変えるため体に負担がかかり、腰痛などの症状が。
⑤食べにくい姿勢のため食欲が落ちてしまう。
⑥高低差により頑張って吸い込むように食べるため、余計な空気を吸い込んでしまう。
ドッグフードのふやかし方
なかには愛犬の食いつきが悪かったり、まだ産まれて間もない子犬にドッグフードをふやかして食べさせたりする方もおられるかと思います。
そこでドッグフードをふやかすときの基本の手順を紹介します。参考にしてみてください。
子犬や食が細くなってきた犬の場合は、5〜10分程度までふやかし、指で軽く押すと崩れる程度になったらOKです。
老犬や噛む力が弱いイヌの場合は、15分以上ふやかし、軽く触っただけで潰せるくらいにしてあげてください。
ふやかす時間はドッグフードの粒の大きさや硬さによって若干異なるため、定期的に様子をみてちょうどいい硬さになったら与えるようにしましょう。
ドッグフードをふやかしたときの注意点!
ドッグフードをふやかすときや与えるとき、保存するときにおいて注意する時のことを解説します。
ふやかしたドッグフードは普段から食べている種類のものではないと、においや味の違いから警戒して食べてくれない可能性が出てきます。
たとえ「ふやかしやすそうだから」「栄養価が高そうだから」という理由でドッグフードの種類を変える場合は注意が必要です。
ドッグフードをふやかすときに牛乳を使用するとそもそものドッグフードに含まれている栄養素も混ざりますので、栄養分の過剰摂取に繋がる可能性があります。
もし使用するときは栄養のバランスを意識するようにしましょう
50℃以上のお湯を使用してふやかすと、ドッグフードに含まれている「タンパク質」や「水溶性ビタミン」などの栄養素が熱で損なう場合があります。
また、熱々のまま与えると愛犬が口の中を火傷してしまう危険性もあります。
ドッグフードをふやかすときは30~40℃のお湯でよく混ぜて与えるようにしましょう。
ふやかしたドッグフードは脂肪分の酸化が早く、雑菌が繁殖しやすくなっています。
時間が経つにつれて栄養成分の破壊や腐敗が進むので、作ってから20分以内には与えるようにしましょう。
また、残ったものは保存するのではなく、すぐに捨てるようにしましょう。
これは、ふやかしていないフードも同じで長時間出したまま放置しない方が良いと言われています。
新しいドッグフードに切り替えるときは慎重に
愛犬の成長と共にドッグフードも変えていくのは自然なことだと思います。ただ、もう〇歳だからといきなりガラッとドッグフードの種類を変えたりしていませんか?
ここからはなぜ「ドッグフードの切り替えは慎重にしなといけないのか?」について解説しますので参考にしてみてください。
普段から食べているドッグフードから急に新しいドッグフードへ変えてしまうと、食いつきが悪くなったり身体が変化に対応できず、消化不良を起こしてしまう可能性があります。
そこでドッグフードの切り替えは一気に行わず、普段から食べていたフードの中に少量の新しいフードを混ぜながら、約1週間ほどかけて徐々に新しいドッグフードの量を増やしていくといいでしょう。老犬はもう少しゆっくり時間をかけても良いかもしれません。
それでも食いつきが悪い場合はどうしたらいいの?
それでも食いつきが悪い場合は、愛犬のストレスになってしまうので控えるか、新しいドッグフードを持ち動物病院に受診してみると良いでしょう。
市販ドッグフードと手作りドッグフードのメリット・デメリット
市販のドッグフードと手作りドッグフードにはそれぞれの「メリット・デメリット」があります。愛犬と飼い主さん両方に合わせて、継続して与えることができる方法を選ぶようにしましょう。
市販のドッグフードの場合
[メリット]
・1日に必要な栄養が確実に摂れる。
・愛犬に合ったフードを探すことができる。
・いつでもどこでも安定した栄養バランスの良い食事を与えることができる。
[デメリット]
・毎日同じものだと飽きてしまう場合がある。
・詳しく知りたい場合はパッケージの原材料や成分表の見方を知る必要がある。
・添加物が多いドッグフードでは体に負担がかかる。
手作りドッグフードの場合
[メリット]
・飼い主さんが使用する食材を選ぶことができる。
・保存料を使用しないご飯が作れる。
・愛犬の体調に合わせて調整することができる。
[デメリット]
・必要な栄養基準を満たすことができない。または栄養がかたよる。
・年齢や体調に合わせて調理法や栄養を変更しなければいけない。
・入院や災害時など自宅にいないときに対応ができない。
という点で市販のドッグフードと手作りのドッグフードにはメリット・デメリットがついてきます。
感じ方は飼い主さんで様々だと思いますので愛犬に合った方法でお世話していくと良いと思います。
まとめ
以上で「ドッグフードの与え方や注意点」についての解説でした。
愛犬とは長く付き合っていきたいと思う方はほとんどだと思います。ですのでごはんの与え方に間違えのないよう過ごしていきたいですね。
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